【JICA海外協力隊にも有給が！？】任国外旅行に協力隊員が実際に行ってみた。

JICA協力隊には任国外旅行制度というものがあります。日本の職場でいう有給を使って旅行に行けるという制度です。

※もちろん自費で、全部自分で手配してMAX20日間他の国へ旅行することが可能です。まぁ、絶対ではないのでむしろおまけみたいなもんです。

任国から出ないで任国内旅行制度で国内を旅行することもできます。ルワンダは狭いから99％国外に行くと思います笑

もちろん、2年間1度も制度を使わない隊員さんもいらっしゃいます。

特に社会人を経験していて、有給を使ったことがある人ほど気をつけなければいけません。

繰越できるでお馴染みの有給ですが、JICA協力隊のこの制度は繰越はできません。また、1年目と2年目を跨いでの旅行は2年目の初日から2年目の分が消化されます。

小分けにしても、1年間で2回しか最大行くことはできません。書類作成を考えると20日間通しで取った方が手間も少なくて済みます。

今だコロナや各国の治安関係などの影響で行ける国は限られています。一昔前などはどうだったのかすごい気になるな〜。

普段途上国で、我慢している分少しはパーッと使うことも精神衛生上必要なことかなと僕は思います。

実際に僕が任国外旅行に行ってきて、良かったなぁという点を紹介します。

とりあえず、一回自分の任地から離れたいと考える人が大勢いるはず。（協力隊あるあるだと思いたい）

日本食も食べられます。やはり日本人なので日本食が恋しくなるものです。

例えば、ヨーロッパに行く時アフリカからだと7〜8時間でいけます。日本からだと直行の高い値段で12、3時間かかります。乗り換えなんかしてたらもっと時間がかかります。

実際に仲良くなって、おすすめのスポットを教えてもらえたり、いろいろ助けてもらえたりします。

僕自身ルワンダよりも先進国にしか旅行しなかったのでやはりルワンダは遅れているんだなぁと肌で感じる機会もあったし、ルワンダはいい国だなと感じる瞬間が多かったです。

訓練期間や、派遣される時期が一緒だと大体旅行する時期が一緒になるものです。僕もヨーロッパでアジアに派遣されている同期の隊員とご飯を食べました。

お互い、日本から離れた途上国で活動頑張ってるんだなと思える良い関係がとても自分達に良い影響を与えます。

渡航可能な国の中でも、訪れて良い地域と禁止されている地域が設定されています。

国によって基準が違います。また都度都度基準も改訂されるので行く間際になって変更なども実際に起こります。

これらを完遂させるのがめちゃくちゃ大変です。余裕を持って作成し、早いうちから航空券やホテルなど抑えておかないと値段が高くなってしまいます。

なるべく早めに書類を作って、予定を確認してもらいそこから予約するのが一番ベターな選択肢かなと思います。

協力隊員は公務として派遣されるため、パスポートの種類も緑色の公用旅券へと変わります。

僕もエジプトに行った時は事前にエジプト大使館でビザの申請をする必要がありました。

※日本からの一般旅券だとArrival VISAで入国できます。

実際に僕が何したかや何を食べたかなどを紹介します。

念願のピラミッドへ。ぼったくりがすごいのでマジで気をつけないといけませんでした。入場口から遠そうに見えて普通に歩いていけます。

世界最大のサハラ砂漠で宿泊。無限に続く地平線に酔いしれました。

待ちに待った寿司。生魚を約1年ぶりに食べたら感動で泣きそう。海がある国っていいなと改めて感じました。