現役青年協力隊員が日本から持って行ったもの

キャリーケース 青年海外協力隊
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現役アフリカ隊員が実際に持って行ったものを紹介。

また、着任後にあ〜これ持ってくればよかったなーというものも紹介します。

持っていける限界値について

僕たちのアフリカ派遣の隊員たちは皆、エチオピア航空での渡航でした。

エチオピア航空にはどれくらいの荷物を積み込めることができるのかをまずは紹介します。

預け入れ荷物

エチオピア航空では、預け入れ荷物が最大2個まで預けることができます。

大きさは、3辺の長さが158cm以内 23kg以内 というふうになっています。

長さとは外寸のことなので、グリップやキャスターなどの飛び出している部分も含みます。

大体どこの航空会社もこの158cmを基準にしていることが多いです。(一部例外もあります)

機内持ち込み手荷物

エチオピア航空では、ハンドバックなどの小さい身の回りのものを入れておくバッグの他に、もう一つリュックや小さめのキャリーケースを1つ持ち込めます。

大きさは、3辺の長さが高さ55cm、幅が40cm、奥行が23cm以内となっていて、重量は7kg以内です。

機内持ち込みも基本的には、どこの航空会社も共通です。(一部例外あり)

キャリーケースのサイズで言うと、SSサイズというものになります。

僕は大きめのリュックと前がけの小さい鞄を持ち込みました。

実際に持って行ったものを紹介

持って行ったものリスト
  •  スーツ類(革靴、Yシャツ2枚含む)
  •  普段着(日本で着ないやつで十分)× 上下10枚ずつ
  •  サングラス×2、帽子×5
  •  靴(普段用、登山用、ランシュー)、クロックス
  •  ノートパソコン、Switch、ワイヤレススピーカー、Kindle &各充電器、変換プラグ
  •  貴重品(財布やドル札、スマホ×2台、腕時計(ソーラー充電タイプ)など)
  •  JICAから配られた資料一式
  •  語学学習用の教科書&辞典
  •  筆記用具
  •  自分の要請に必要なもの(長靴や手袋、レインコート、ハサミなど)
  •  薬(湿疹用、風邪用、下痢用などそれぞれ一式)
  •  日本を感じられるもの(箸や折り紙、けん玉等)
  •  歯ブラシ、シャンプー、化粧品、コンタクトレンズ(1dayを1年半分)、眼鏡×3
  •  蚊とダニ対策商品(ムヒ、部屋にワンプッシュするやつ、ダニシート(布団用))
  •  タオル沢山(実家のいらないやつ)、セームタオル(水泳でよく使ってるやつ)×2
  •  マルチナイフ、包丁、コーヒー抽出器具一式
  •  職場の人と、大家さんに渡す日本のお菓子
  •  GoPro
  •  懐中電灯、モバイルバッテリー、水筒などの万が一用のもの達

これだけでもパンパンでした。実際に派遣される国によっては、寒い国だからもっと厚手の衣類がいる隊員さんはもっと考えて荷造りする必要があります。

持ってくればよかったな〜と感じたもの

同期隊員や先輩隊員が持ってきていて自分も持って来ればよかったな〜と言うものを紹介します。

持って来ればよかったものリスト
  •  いいカメラ(一眼やミラーレスなどの)
  •  iPadなどのタブレット
  •  日本の調味料(出汁とかインスタント味噌汁など)
  •  タオルなどの布類(もっと沢山)
  •  100均などにある便利な調理器具
  •  圧力鍋(あると超便利)、包丁研ぎ
  •  折りたたみ傘
  •  電動歯ブラシ

それぞれ派遣国によって物流が違ってくるので一概には言えませんが、ルワンダは物流がクソ悪いので持っていけるものは全部持って行ったほうがいいと感じてます。

アジアとかだとイオンがあるところなどもあるみたいなので、手ぶらでもいいですね笑

準備するのにどれくらい金額が必要だったか。

ざっと計算すると、25万程度かかりました。

プラス、任地についたら家電なども買わないといけないのでもう5〜10万は確実に飛びます

派遣されてからの家電代はJICAが負担して来れないのが謎です。納得できません。

内訳
  •  コンタクト ・・・5万円くらい
  •  GoPro ・・・10万円くらい
  •  薬 ・・・2万くらい
  •  防虫 ・・・2万くらい
  •  サングラス ・・・ 3万くらい
  •  Kindle  ・・・1万くらい
  •  要請に必要なもの ・・・ 1.5万くらい
  •  登山用のいい靴 ・・・1.5万くらい
  • その他もろもろ ・・・ 数えきれない…

完全に25万円はオーバーしてました。笑

僕は、キャリーケースや腕時計などをお古や餞別として頂いたのでこれくらいで済みましたが、ここにいいカメラとか買うとするともっとお金かかります。

※いただいたもの一覧

  • キャリーケース
  • 腕時計(G-SHOCK)
  • Switch
  • 予備のスマホ
  • サングラス

もし、周りの友達や親戚から使ってないものがあるなら是非いただいてください。

※ただ、借りて2年後返すとかだと、破損や盗難等あるので借りるとかはやめたほうがいいです。

出国前の準備のコツ

ケチらない

まず、お金を使うべきところには使いましょう。例えば、キャリーケースを安いものにして、壊されて中身を取られたと言うようなことも起こり得ます。2年間も途上国で生活すると言うことを肝に銘じて、基本的にはスペアも用意しておくようにしましょう。

スマホとパソコンのバッテリーは変えておいてよかったです。停電などで充電できない時や、長時間、充電できないところにいる時にとても役に立ちます。スマホの充電は生命線です笑

また、ルワンダは赤道直下で日差しがめちゃくちゃ強いからサングラスもいいやつ持ってきてよかったです。任地の状況に合わせて掛けるべきところにはお金を掛ける必要があると感じてます。

任地にいるスタッフや先輩隊員達からよく聞く

出国前にスタッフや先輩隊員との座談会が何度かあります。そこでしっかり持っていくべきもの、派遣国でも買えるものを聞いてください。

ルワンダの先輩隊員達は、リストにまとめて来れたので、準備するときにすごい役に立ちました。

早め早めに準備しておく

僕はズボラなので、ギリギリまで準備しなかったら痛い目に遭いました。派遣前訓練終わって少し休んだら計画的に買い物したり、ネット注文するなどしたほうがいいです。

旅行の時など、ギリギリまで準備しない人は一定数いると思います(僕だけではないと思っています。)

ですがそうすると、確実に忘れ物をしたり、キャリーの重量オーバーで空港で中身を取り出さないといけなくなったりします。

あと、一気に買い物すると、クレジット決済の人は、上限突破するなどの危険性もあるので月毎に分けて購入するなどしたほうがいいです。

※為替レートを毎日見る

日本人は金融リテラシーが低く、為替などを見ている人が全然いません。どこの国に行く時も基軸通貨であるドルを1000ドルくらい持っていきます。

普段から外貨預金などをしている人は問題ありませんが、円しか持っていない人は毎日レートを見て円高の日を狙って交換するのをお勧めします。

おすすめは東京の金券ショップです。地方の銀行や成田・羽田空港の両替所はお勧めしません。

しっかり準備して、最高のスタートを切ろう!

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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