【青年海外協力隊 派遣前訓練】二本松訓練所生活を詳しく解説します。持ち物、設備、食事、スケジュールなどを解説。

青年海外協力隊
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実際、派遣前訓練の生活ってどんな感じなのか?

僕が経験していたスケジュールだったり、持って行った物を紹介します。

訓練生活の1日のスケジュール

とある1日の流れ
  • 6:00
    起床
  • 7:30~8:15
    朝ごはん
  • 8:15~8:30
    朝の会
  • 8:45~11:30
    語学訓練
  • 11:40~12:15
    昼ごはん

    (昼休み)

  • 13:00〜15:00
    語学訓練
  • 15:00〜17:00
    オリエンテーション&各種講座
  • 17:30〜19:00
    夜ご飯
  • 19:00〜22:30
    自由時間
  • 23:00
    消灯

平日はだいたい、こんな感じの時間で過ごしていました。

土日は語学訓練や各種講座がお休みで自由時間。※祝日は関係なく授業などがあります。

ご飯ラインナップ

朝食画像
朝食はご飯とパンが交互で出されます。

昼食画像
この日の昼食はエジプト料理。コシャリという料理。
週1回のお昼に世界の料理食べられるのが結構楽しみ。

夕食画像
夜はシンプルご飯が多かったけど美味しい。

栄養士さんが監修しているから栄養は抜群に良いです。これだけ食べてたら、普通にダイエットになります。

朝の会

小学校などにあった全校朝会みたいなものです。

朝ご飯食べた後は、(平日のみ)晴れたら屋外、雨天時は屋内で朝の会たるものを行います。

基本的に事務連絡、当日の流れなどを共有、忘れ物がある場合の報告等々を行います。

更にメインイベントが各国の国歌を流しながら各国の国旗を日替わりで掲揚します。

隊員それぞれが赴く任地に思いを馳せることができる協力隊ならではの時間です。

派遣国の代表者がその国の国旗の意味や、国の基礎情報などを話してくれるのでそれもまた良い勉強になります。

国旗掲揚と虹の画像
多分この日はベトナム。虹も映ってます。神聖な瞬間。

語学訓練

語学教室画像
塾みたいな教室で超少人数でビシバシ叩き込まれます。

僕の時は2対1での授業でしたが、訓練参加人数や、言語毎の隊員の数によって変わります。

午前3コマ、午後2コマ平日毎日、中間テスト、最終テストあります!

これを制したものが訓練生活を制す!的な感じです。笑

自由時間

夜は基本的に自分のための時間に当てる隊員さんがほとんどでした。

運動したり、その日の復習や宿題をこなしたり、テレビ電話をしたりなど人それぞれのすごしかたがあります。

夜ご飯を済ませた後は基本的には各々の裁量に任されています。

お風呂に入り、自室や図書館で勉強する人、運動する人がほとんどでした。

僕は、復習→ジム→お風呂というルーティンを毎日していました。

お風呂の画像
お風呂は綺麗だし広い!

体育館画像
体育館も綺麗でなんでも揃ってる。学校の体育館!

居室の画像
各居室。部屋の大きさは5畳ないくらい。まあ、基本部屋にいることの方少ないので別に問題ありません。

僕たちの訓練が7月8月でがっつり夏!でも部屋にクーラーはない、、、

標高が1500m程度あるから助かったけど平地なら死んでいた、、、。1500mあっても死ねる日は何日かはあった。

(しかも小さな扇風機1個て、、、)

部屋決め。係決め。それぞれに役割があります。

どうやって、部屋とか役割とか決めるんだろう?

班決めと部屋決め

まず、訓練所では7〜10人くらいの班に分かれます。

これは基本的にランダム。同じ国に派遣される隊員とは別々になることがほとんど。

その代わり他の国に派遣される人と仲良くなれて楽しいです。

※訓練参加者の数によって班の数や班の人数は異なります。

イメージ的にはアパートの同じ階に同じ班の人達が横並びに入居する感じです。

だから、階段ひとつ登れば、違う班のフロアに行くと言った感じです。

横並びの順番は決められません。これはランダムです。

係決め

班が決まると、その後に係や委員会を決めます。

班長の他に図書委員や、朝の会の係、夜の見回りなど様々な係があります。

どの係も楽しそうでしたが、朝の会の係なんかはとても楽しかったです。

設備、施設について

訓練所にあるもの

あるもの
  •  WI-FI 各部屋(電波は場所によってはかなり弱い)
  •  自販機(ジュース&アイス)
  •  図書館&体育館&ジム
  •  郵便局
  •  売店(火曜と木曜の昼休みに学校の売店みたいな感じで開催)
  •  グラウンド
  •  洗濯機(共同で男女別)
  •  お風呂
  •  冷蔵庫(各班のメンバーで共用)、電子レンジ&ケトル(全員で共用)

大体、生活する上で必要なものは全て揃っています。

集団生活なので、基本的に共用になってしまいますが、基本的に待ち時間などは発生しません。

基本的には、全て揃ってますが、僕が持っていったもの、これ持っていけばよかったなというものを紹介します。

訓練所に持っていったもの

持っていったものリスト
  •  スーツ(革靴込み)
  •  語学訓練、その他講座用の衣類(オフィスカジュアル)×3日分
  •  夜や休日に着る用の私服×3日分&スポーツできる服×3日分
  •  洗剤、シャンプー、その他の化粧品など
  •  サンダル、靴(運動用とスニーカー)
  •  勉強道具(参考書や辞典など)
  •  PC&タブレット
  •  対虫対策用品(夏だったので蚊対策用品多めに)
  •  延長コード
  •  お金
  •  ちょっとした食品関係(自分が好きなもので良いと思います)

僕は夏の時期の訓練だったので、半袖や短パンなどのかさばらないものが多かったです。

冬の訓練の方は二本松がめちゃくちゃ寒いので、防寒具はたくさん持参したほうがいいと思います。

荷物が多くなるという方は、事前に宅配でキャリーケースなどを訓練所に送ることが可能です。また、訓練終了時も自宅まで送り返すこともできるので、荷物が多くなってもそこまで心配はいらないです。※料金は実費です。

持っていけばよかったもの

これと言って絶対というものはありませんが、強いていうならあると便利というものを勝手に列挙します。

持っていけばよかったもの
  •  ドライヤー(あると思ってたら無かったです、、、)
  •  ポケットWI-FI(サクサク作業したい人は必須)
  •  味が濃いもの。(栄養管理されてるのでカップラーメンとか無性に食べたくなる。)
  •  調味料(塩や胡椒、醤油など)&お菓子
  •  水筒&箸やスプーン&コップ&包丁
  •  登山道具(安達太良山という山が近くにあって登ることができます。)

正直、無かったらAmazonで注文したり、家族から配送してもうらうこともできるので忘れたからどうかなるということではないです。

禁止されている行為

集団生活をする上で、規則はあります。

禁止されている行為
  •  お酒類の持ち込み(タバコは喫煙所あります)
  •  時間外の外出(早朝や深夜)
  •  勝手に遠出(二本松市から外に出る場合には届出が必要です。)

ざっくり、隊員の皆がやってしまいそうなことを書きました。他にも色々細かく決まっているので訓練参加前に配布される資料を確認ください。

おまけ(風景)

建物はとても綺麗です。

朝早くには雲海が見れます。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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